2018年4月20日金曜日

第3話:卒婚のメリットとデメリット|1年間卒婚生活をやってみて・・

皆さん、こんにちは。
今まで無職だった主婦、個人事業主として新年度スタートしました。

さて、先日から卒婚について書かせていただいていますが、今回は第3話、卒婚のメリットとデメリットについてまとめてみました。
1年間の卒婚生活実体験に基づくものです。卒婚をお考えの皆さんの参考になれば幸いです。


これまでのあらすじ




いかがでしたか?卒婚がなんとなく見えてきましたか?
では、実際に1年間卒婚生活をやってみてのメリットとデメリットを見ていきたいと思います。


卒婚のメリットとデメリット


★メリットは?


自分の時間が確保できます~


優しい夫で妻のやることに理解があるとしても、友達との夜の食事会に行けば、帰る時間は気になります。なるべく遅くならないようにと気を配ることでしょう。相手に対する思いりからです。また、遅くなることをよく思わない夫の場合は、グチグチ言われないために早く帰ろうとします。いずれにしても気になるものです。
これが、一人なら・・・
誰に気兼ねすることなく友達との時間を過ごすことができます。独身時代のように自由です。

また、1日のスケジュールを自由に決めることができます。
怠けるも、バリバリ働くも自由です。

二人でいるときよりも自分が自由に使える時間は増えます。


~自分の人生を歩んでいるという実感が沸いてきます~


女性が結婚して子どもができると、どうしても妻の役目だったり母親の役目だったりが強くなりがちです。一人の女性としての立場がやや薄くなってくるのは仕方のないことです。子育てをしながら仕事を続け、自分の時間(世界)を持っているような女性ならまだいいのでしょうが、専業主婦になると自分だけの時間(世界)なんてほぼ皆無です。そういう状況にあった女性ならなおさら感じるのではないでしょうか。夫のためでもない、子どものためでもない、自分のための人生を・・・


~お金の管理が自由です~


一緒に暮らしていると、何かを買うにしても一言断ったり事後報告したりしませんか。なんとなく黙っておくのは申し訳ない気持ちになるんでしょうね。
離れて暮らしていると、いちいち言うのは大変です。そうなると、ある程度のことは承諾や事後報告なく済まされます。楽ちんです。
また、節電や節水といった生活面でも、自分の考え方ややり方がそのまま活かされるので楽ちんです。



★デメリットは?


~自分の時間を自分で管理しなければいけない~


前述したとおり、自分が自由にできる時間が増えます。しかし、それを自分で管理しなければいけないということです。怠けるもバリバリ何かをするも自分次第なのです。

仕事を辞めた当初は、この時間の使い方に少々戸惑いました。仕事をしていた時は与えられた仕事をこなす・・といった感じですが、辞めてからは24時間自分の時間です。この24時間を自分で計画を立てて管理しなければいけません。

もしも、仕事をされてる人であれば、休みの日をどう過ごすか・・やはり自己管理が必要ですよね。


~人生の目標がないとちょっと厳しい~


なんのために卒婚するのか?ということを考えると、やはりそこには目標になるものが必要です。やりたいことがあるとか、親の介護のためとか、卒婚する理由が明確でないと続かないような気がします。ただ単に夫と一緒にいるのが嫌だからという理由ならばもう少しじっくり考えたほうがいいでしょう。何かをするための卒婚であるべきです。


~経済的自立が求められる~


一人になればお金の使い方に関しては自己責任になりますが、それは収入の面でも言えることです。妻も働いていて収入があるような場合は問題ないのでしょうが、専業主婦だった方は生活のために仕事をしなければいけなくなります。でもそれがやりがいになったりもするので一概にデメリットとは言えませんが、要するに経済的自立が必要ということです。卒婚して自立を求めるのであれば、経済的自立は必要不可欠ですよね。






卒婚のメリットとデメリットは紙一重


以上のように、卒婚のメリットとデメリットを挙げてみましたが、メリットとデメリットは紙一重のような気がします。

人生の目標があって自己責任が強い人はメリットになり、目標がまだ見つからず自分に甘い人はデメリットに傾きそうです。
卒婚をお考えの皆様、まずは自分の置かれた状況と将来のこと、そして自分の性格を振り返ってみてはいかがでしょう。


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第7話:働き方改革で快適卒婚生活をめざす!!
第8話:卒婚生活、働き方改革のその後|卒婚と離婚の違いが見えてくる!
第9話:卒婚生活続いてます!
第10話 卒婚生活でのお金の管理 生活費・旅行・・どうする?

2018年4月10日火曜日

第2話:卒婚をお考えの熟年女性の皆さんへ|卒婚のポイントは2つです★

皆さんこんにちは。
今まで無職だった主婦、個人事業主として新年度スタートしました。


数年前から『卒婚』という言葉が聞かれるようになりました。離婚とは違い、結婚の状態を続けたまま、夫婦が別居し(中には同居もあり)それぞれの人生を楽しむという新しいスタイルです。

先日のブログでご紹介したとおり、我が家は卒婚夫婦です。
意識して卒婚したわけではなく、結果卒婚になってしまった~といった感じです。
今回は卒婚歴1年の私が、これから卒婚をお考えの熟年女性の皆さんへ、卒婚のポイントをお話ししたいと思います。


なぜ卒婚を望むのか?


30代から60代の妻の半数以上が卒婚を希望しています。
いろいろな文献を読んで、多いなと感じるのは以下の2点です。

  • 夫と常に一緒にいることへの不満:夫が定年退職後は、再就職でもしない限りずっと家にいることになります。夫婦で同じ趣味を持ち一緒に楽しめるならばいいのでしょうが、趣味もなく家でゴロゴロされてはやはりたまったもんじゃありません。1日3食の食事作りが億劫。お願いだからどっか外出してきたらぁ~と叫びたくもなります。
  • 子どもが巣立っていった後の自分の人生を考える:今まで子どもの面倒をみてきた妻は、子どもが巣立ってしまうと喪失感に駆られる人が多いようです。自分の結婚生活の大半を子どもに費やしてきたのだから、そうなるのも仕方ありません。母親ですから・・しかし、いつまでも喪失感に駆られてはいられません。さぁ、次は自分の人生です。夫に気兼ねすることなく、自分の好きに生きたい。


我が家の卒婚は・・・


我が家の卒婚は後者の『子どもが巣立っていった後の自分の人生を考える』ということから、結果卒婚になっていました。
というのも

子どもが大学を卒業したのを機に夫婦で退職しました。学費の心配が要らなくなったので、後は自分たちの好きなように生きよう!と決めたのです。夫も私もたまたま同じ考えだったので、特にもめることなくすんなりと退職しました。


自分たちの好きなように


老後の生活を考えるとまだまだ働かなくてはいけません。次の仕事は今までとは全く違った分野に挑戦です。夫は夫で好きなことを、私は私で好きなことを・・・
そうすると、別々の場所で生活していくことになりました。卒婚を意識していたわけではなく、結果卒婚になってしまいました。
この1年間は月の半分くらいを別々に暮らしていましたが、仕事が忙しくなるこれからは2/3くらいを離れて暮らすことになりそうです。



卒婚生活はどんなものか


一人になるというのは気が楽なようで寂しいようで、最初のうちはなかなか慣れませんでした。仕事の準備を進めるのもお互い一人なので、不安からか夫婦仲がギクシャクすることもありました。次第に生活リズムが定着し、仕事のめどもたってくると、精神的にも安定し、一人の時にすることと夫婦が揃った時にすることが自分でコントロールできるようになりました。夫婦の時間を大切にしようと思ったりもします。

また、生活が二重になっている分、生活費はかさみます。2倍とまではいきませんが、1.5倍くらいにはなるのではないでしょうか。


今までは『子育て』という、親としての責任が重くのしかかっていたわけですが、これからは自分の人生をいかに楽しむかが課題です。そんな私たちの生き方を見て、子どもが『大変そうだけど、おもしろそうだね』と言ってくれました。
子どもに寄り添うこともなく、夫に寄り添うこともなく、自分の人生を歩んでるといった感じです。
今のところ、卒婚生活は私たち夫婦にとってはプラスのような気がしています。






卒婚のポイントは2つです



ポイントは『経済的自立と精神的自立です』
別々に生活していこうと決めたのなら、経済的にも精神的にも自分でなんとかしなければいけません。それが不安に思われる方は、卒婚はもう少し慎重に考えたほうがいいかもしれません。
私たち夫婦のように『やりたいことがある』のは強いような気がします。卒婚を意識していたわけではなく、やりたいことをしようと思ったら結果卒婚スタイルになってしまっていたのですから。
卒婚した場合のメリットとデメリットを十分理解し、より良い選択をされてください。
50代、まだまだこれからです。

⇓おすすめ記事⇓
セミリタイア後、自由になった私がやった2つのこと/『車中泊の旅』と『パリ2か月滞在』

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第7話:働き方改革で快適卒婚生活をめざす!!
第8話:卒婚生活、働き方改革のその後|卒婚と離婚の違いが見えてくる!
第9話:卒婚生活続いてます!
第10話 卒婚生活でのお金の管理 生活費・旅行・・どうする?

2018年4月6日金曜日

片づけたいけど片づけられない女性たちへ|物を増やさないのが一番です!

皆さんこんにちは。
今まで無職だった主婦、個人事業主として新年度スタートしました。


多くの人が『年末の大掃除』をされると思うのですが、私は通常の掃除くらいです。冬は寒いので、寒いのを我慢してまで大掃除はしなくてもいいかなと思ってしまうのです。

その代わりに、春の大掃除をします。暖かくなってくると、カーテンでも洗ってみようかという気になるし、洗うためにカーテンを取り外していると、カーテンレールにたまった埃が目に付くし、そしたら電気の傘の埃・・・
気分転換に模様替えでもしようものなら、家具の後ろにたまった埃・埃・埃・・・気になるところが段々と広がっていきます。

大掃除をしようと思ってするわけではなく、結果大掃除になっている状況です。


今年の春も大掃除をしました。今回は大掛かりな模様替えをしたので、部屋の隅々まできれいになりました。爽快感バリバリです。


この『片づけ』ですが、なかなか片づけられない人たちの話をよく耳にします。もちろん病的なものが含まれている場合もあるのですが、年齢の問題だったり性格の問題だったりと、やる気次第では改善できるものもあるのではないでしょうか。
実家は、両親が年をとってくるのと比例して部屋が散らかってきています。行ったときに片づけてはいるのですが、次に行くとまた同じように散らかっているのです。実家の片づけ問題は深刻です。


実家の片づけ問題はさておき、今回は片づけたいと思っているけどなかなか片付かないと悩んでいる皆さんに、私の片づけ術をご紹介します。



物を増やさない


物を増やさないこと。なんといってもこれですよね。物が少ないと片づけもスムーズです。


★必要なものかなくても困らないものか見定めよう


何気に入った雑貨屋さんで、かわいいからという理由でついつい買ったりしてませんか?
トイレットペーパーの予備があるのに、安売りしてるとついつい買ったりしてませんか?
服を入れる場所がなくなったからといって箪笥を買ったりしてませんか?

物を買う前にもう一度考えてみましょう。それって本当に必要なもの?
小さな雑貨などは場所を取らないのでまだいいのですが、トイレットペーパーは結構場所をとります。今買わないとだめですか?
服を入れる場所がなくなったら服を整理してみましょう。入れる場所がなくなるくらい服があるのだからきっと着てない服があるはずです。着てない服は思い切ってリサイクルショップに持っていきましょう。服が減るときっと箪笥も要らなくなるはずです。

買いたいな!と思ったとき、ちょっと考えてみませんか?
これって必要なものかな、それともなくても困らないものかな・・と。


★物をため込まない


紙袋や空き箱


使うかもしれないから・・とついついため込んでいませんか?
私もそう思うタイプです。お店で入れてもらったかわいい紙袋。ケーキについていたかわいいリボン。プリンについてきたプラスチックのスプーン。おしゃれな空き箱・・・

その時はどうしても捨てられず取っておくのですが、使うのはそのうちのいくつかです。あとはかび臭くなってきて結局捨てることになります。


子どもの思い出の品


子どもの小さい頃の思い出の品ってなかなか捨てられませんよね。絵や賞状、文集や写真類・・・
実はこれが一番押し入れの場所をとっているかもしれません。1人だったらまだいいのですが、これが2人3人と増えればそれだけ物も増えます。思い出の品だから~なんて言ってる場合じゃありません。

考えてみましょう。これらの思い出の品って1年のうちでどれくらい出して見てますか?
私は、大掃除のときくらいなので1年に1回くらいです。1年に1回くらいしか見ないものなら、言い方を変えれば、1年に1回くらいしか見なくていいものなら、そこまで執着しなくてもいいのかもしれません。絶対に手ばなくしたくないものだけを残して、懐かしいな~くらいのレベルのものは思い切って処分しましょう。心が痛むなら写真を撮って、データで残しておくのも一つの方法です。

我が家には3人の子どもがいますが、大きめの衣装ケース2箱に思い出の品が入っています。本当はもっと処分しなければいけないのでしょうが、まだ心の踏ん切りがつかないものばかりです。


キッチン用品


今あるキッチン用品のうちどれくらいのものを日常的に使ってますか?たま~にしか使わないものなら、他のもので代用できないか考えましょう。代用できるなら要らないものです。
来客用の食器~おそらくちょっといいものではないですか?いいものなら、自分たちも普段から使いましょう。いいものをしまい込んでいたらもったいないですし、食器を二重に揃えるのは場所を取り過ぎます。

細々としたものがたまりやすいキッチン用品ですが、実は日常的に使っているものは意外と少ないものです。思い切って整理しましょう。




衣類の整理


これは本当に厄介ですよね。
女性ならいくつになってもおしゃれはしたいし、服も買いたいし、買ったものはもったいないのでなかなか処分できずにいます。たまってくると何を持ってたか忘れるので、衣替えをしていてクローゼットの奥から「あらっ、こんなもの持ってたんだった」ということありますよね。今シーズン1度も袖を通すことなく片づけられる羽目になるのです。

『フランス人は10着しか服を持たない』という本がありますが、少ない枚数で組み合わせを変えたり、アレンジしたりしてファッションを楽しみます。厳選した10着なので大事にします。ついつい服を買ってしまう人にはお勧めの本です。


実際、よく着る服ってありますよね。着やすいとか似合ってるとか理由はそれぞれでしょうが、2,3枚を繰り返し繰り返し着たり・・・
なので、やっぱりそんなに枚数は必要ないんですよ。多くが、必要だから買ってるんじゃなくて、欲しいから買ってるんですよ。
となると、そこで考えてみましょう。これって必要なものかな、それともなくても困らないものかな・・と。




我が家を荷物たちに占領されないために


持ち家にしてもアパートにしても、そこは自分がくつろぐ空間です。本来人がくつろぐスペースに使わない荷物がふんぞり返ってるって、こんなにもったいないことはありません。荷物たちに占領されないためにも、思い切って整理しましょう。物を捨てるときは心が痛むと思いますが、今まで仕舞い込んでいたものなので、捨てたからといって困るわけではなく、1か月もすれば、いや1週間?翌日?すぐに忘れます。

自分の家は自分が主役です。気に入ったものだけを身の回りに置いて、おしゃれで清潔な空間を演出しましょう。

2018年4月2日月曜日

健康保険任意継続の2年目はどうする?|国民健康保険への切り替え

皆さんこんにちは。
今まで無職だった主婦。個人事業主として新年度スタートしました。

仕事を退職した1年前の今頃は、手続き関係であっちこっちと走り回っていたような気がします。今は、新しい仕事のことで走り回っていますが・・・

さて、その手続き関係の一つに健康保険がありました。
退職すると、再就職しない限り国民健康保険になるのですが、『健康保険任意継続』という、今までの職場の健康保険が2年間はそのまま使えるシステムがあります。

国民健康保険は前年度の収入から保険料が計算されるので、退職後に国民健康保険に加入すると、保険料が高額になる場合があります。なので、退職後に健康保険任意継続に加入される方は多いようです。

我が家も、健康保険任意継続1年目が終了しました。本当なら2年目に突入するはずなのですが・・・

ということで、今回は健康保険任意継続の2年目をどうするか?を考えてみようと思います。


健康保険任意継続とは


前述したとおり、会社を退職すると健康保険任意継続という保険に加入することができます。

★加入の条件

  1. 健康保険の被保険者期間が継続して2か月以上あること
  2. 資格喪失日から20日以内に申請すること
この2つの条件をクリアすれば加入することができます。

★保険料

今までの所得によって計算されます。
会社時代は会社側と折半で保険料を支払っていたのですが、退職後は全額自分が支払うことになります。なので、今までよりも高くなります。
しかし、家族を被扶養者にすることもできるので、1人加入するも3人加入するも、1人分の保険料ですみます。(但し、被扶養者の年間所得は130万円未満であること)



以上のようなことから、我が家の場合所得が少なかった私が健康保険任意継続の被保険者になり夫が被扶養家族になりました。



国民健康保険


自営業や無職の人など、社会保険に属さない人が加入する保険です。
先日、次年度の健康保険任意継続の保険料納付の案内が届きました。
健康保険任意継続を2年目継続するか、国民健康保険に加入するかを考えなくてはいけません。そこで、市役所の保険課で国民健康保険に加入した場合の保険料を試算してもらいました。

1月に行った確定申告(還付申告)の結果がまだ届いてないらしく概算でしたが、なんと今までの1/10ほどの保険料になるようです。但し、国民健康保険は扶養という取り扱いはないので、私と夫は別々に保険料を支払うことになります。それぞれに支払ったとしても、かなり安くなりました。
ということで、健康保険任意継続1年目が終了したところで、国民健康保険に切り替えることにしました。


健康保険任意継続2年目から国民健康保険へ切り替え


健康保険任意継続は原則2年間加入することになります。再就職をしたり、後期高齢者に該当するようになった場合などを除き、勝手に変更することはできません。
協会けんぽのHPには以下のような内容が書かれています。

『資格喪失について~任意継続の加入期間は2年ですが、次のいずれかの事由に該当するときは、途中で資格を喪失します。次のいずれかの事由に該当する以外、任意の申し出により途中でやめることはできません。
  1. 加入者が就職して健康保険等の被保険者になったとき。
  2. 保険料を納付期限までに納付しなかったとき。
  3. 加入者が後期高齢者医療制度の被保険者になったとき。
  4. 加入者本人が亡くなったとき。
/scri途中で国民健康保険に加入するとか、家族の扶養に入るといった理由では資格喪失事由には該当しません。』


今回私は、2の保険料を納付期限までに納付しなかったときという理由で脱会することにしました。



健康保険任意継続から国民健康保険への切り替えの手順


納付期限までに保険料を納付しなかったら、『任意継続被保険者資格消失通知書』が届きます。

★手続きに必要なもの

  • 任意継続被保険者資格消失通知書
  • マイナンバーカードか通知書
  • 運転免許書などの身分証明書
  • 印鑑

★手続きの場所

市町村役場の窓口で手続きします。





★切り替え中に病院を受診する場合


切り替えをするとなると、保険証が手元にない期間が数週間でてきます。
その間に病院を受診しなければならなくなったら

  • 会計を保留にしてもらいましょう。保険証が手元に届いてから病院の会計に提示すれば3割負担で大丈夫です。
  • 10割負担分の一部を払いましょう。(窓口交渉)保険証が届いてから精算してくれます。
  • 10割全額払いましょう。保険証が届いてから払い戻ししてくれます。

病院によってまちまちです。
10割払っても払い戻ししてくれるので損をすることはないのですが、病院の10割負担は結構な額になることが多いようです。

この保険証の切り替えの時期は病院はなるべく避けたいものです。
突発的なこと以外、例えば定期受診がこの時期に来そうなときは、ちょっと早めの3月に受診しておくと安心ですね。