先日、鹿児島県の沖永良部島に行ってきました。
鹿児島県といっても実際は沖縄県に近く、沖縄の文化が混在しているような島です。
島の周囲が約56kmということなので、車であれば1時間で島を1周することができます。
詳しくは⇒おきのえらぶ島観光協会
訪れたのは2月初旬。
南の島だけあって暖かい!
ホテルの人に「暖かいですね~」と言うと
「今日は寒いほうですよ」と。
いつもがどれだけ暖かいんだ!と感心してしまいました。
沖永良部の観光名所
海水浴やマリンスポーツ以外にも十分見ごたえのある島です。
西郷南洲記念館
西郷隆盛が入っていた牢/記念館の敷地内にあります |
西郷隆盛がこの地で牢生活を送っていた様子を見ることができます。
(記念館のスタッフさんの説明も、観光の目玉の一つと言っても過言ではないでしょう。詳しすぎて感動♪)
また近くには、2018年の大河ドラマ『西郷どん』のロケで使用されたセットが展示されています。
ワンジョビーチ
夏場は海水浴を楽しむ人たちで賑わうようです。
水が澄んでいてとってもきれいでした。
この海辺でも西郷どんのロケがあったそうです。
フーチャ(潮吹き洞窟)
すぐ近くまで行くことができるので、洞窟内に波が押し寄せるさまを間近で見ることができます。
この他にも見どころはたくさんあるのですが、今回の沖永良部旅行で一番感動したのが『日本一のガジュマル』です。
『日本一のガジュマル』
ガジュマルとは?
ガジュマルとは暖かい地方に分布する常緑樹で、英名を「banyan/バニヤン」と言います。ハワイでよく見かけるバニヤンはガジュマルの仲間だと思われます。
国頭小学校にある日本一のガジュマル
日本一のガジュマルは和泊町立国頭小学校の校庭にあります。
このガジュマルは明治31年、国頭小学校第一回卒業生によって植えられました。
その後拡張工事の際に危うく撤去されそうになりますが、地区の人の意見により現在地に残ることになります。
この何本もの支柱根がガジュマルを支えています。
植樹から1世紀以上にわたりこの地で子どもたちを見守ってきた日本一のガジュマル。
歴史的背景といい、命を守るために出す気根(支柱根)といい、すべてにおいて感動を覚えずにはいられません。
ガジュマルの向こうでは、教室で勉強する先生と子どもたちの声が聞こえてきます。
今でも子どもたちはこのガジュマルの下で遊んだり読書をしたりしているそうです。
学校職員の方のお話によれば、このガジュマルは一時期弱って枯れかかったそうです。
しかし、お世話の甲斐あってなんとか元気に・・・
今回お邪魔したときは、だいぶ元気になった姿だったようです。
これからも子どもたちの成長を見守ってほしいですね。
※訪問日 2020年2月初旬
その後拡張工事の際に危うく撤去されそうになりますが、地区の人の意見により現在地に残ることになります。
枝から垂れ下がる『気根』 これが地面に届くと太くなり、枝を支える支柱根となります |
枝を支えている支柱根 |
この何本もの支柱根がガジュマルを支えています。
植樹から1世紀以上にわたりこの地で子どもたちを見守ってきた日本一のガジュマル。
歴史的背景といい、命を守るために出す気根(支柱根)といい、すべてにおいて感動を覚えずにはいられません。
ガジュマルの向こうでは、教室で勉強する先生と子どもたちの声が聞こえてきます。
今でも子どもたちはこのガジュマルの下で遊んだり読書をしたりしているそうです。
学校職員の方のお話によれば、このガジュマルは一時期弱って枯れかかったそうです。
しかし、お世話の甲斐あってなんとか元気に・・・
今回お邪魔したときは、だいぶ元気になった姿だったようです。
これからも子どもたちの成長を見守ってほしいですね。
※訪問日 2020年2月初旬