2017年10月29日日曜日

ル・コルビュジエの建築作品 サヴォア邸(Villa Savoye)への行き方

皆さんこんにちは。
現在無職の50代主婦、只今パリに来ております。

今回ご紹介するのが、2016年に世界遺産に登録された、ル・コルビュジエの建築作品サヴォア邸までのアクセス方法です。


その前に...

ル・コルビュジエとは

「近代建築の父」と呼ばれる、スイス生まれのフランス人建築家です。
2016年、作品がユネスコの世界遺産に登録され、注目が集まっているらしいです。

登録対象となった作品は17作品で、その半数以上がフランスにあります。今回ご紹介するサヴォア邸もその1つです。
ちなみに、上野動物園近くにある国立西洋美術館も、17作品のうちの1つです。


アクセス方法

パリからRER で約30分。ポワシー(Poissy)という町にあります。

RERの A線 ポワシー行きに乗車。



終点ポワシー駅の様子。





一旦、駅の外に出てみました。

ありがたいことに、駅のすぐに前には公衆トイレがありました。





駅の入り口まで戻り、駅を背に左側に向かいます。




通路を抜けるとバス乗り場です。
サヴォア邸に行くには50La Coudraie行きのバスに乗ります。

最初間違えて、反対方向行きの50番に乗ろうとしたら運転手さんが察知して、2番乗り場から乗るように教えてくれました。
サヴォア邸への観光客が増えているんでしょうね。

ということで、2番乗り場から50La Coudraie行きのバスに乗ります。


バスに乗ること約10分。
バス停「Villa Savoye」で下車。



バスを降りると、バスの進行方向に桜並木ががあります。余談ですが、ここは春になると見事な桜のトンネルができます。日本人にとっては癒しの空間です。

さて、ここを50mほど進むと右側にサヴォア邸入口があります。



地味な入口なので見落としがちです。



林の中をちょっと進むと...




白くて大きな建物サヴォア邸がドーンと現れます❗


ル・コルビュジエの芸術作品の魅力に浸ってみて下さい。





帰りは、町の景色を楽しみながら歩いてみるのもいいですよ。

徒歩で20~30分というところでしょうか。
私は、途中で行列のできているパン屋さんを見つけたので、そこでバゲットのサンドイッチを買って、その辺の広場で食べました。その時間も含めて1時間ほどで駅に着きました。

帰りは下り坂なので行きはバスで、帰りは徒歩で...が、一番いいように思います。

それでは皆さま Bon Voyage !

2017年10月20日金曜日

パリ ギャラリーラファイエットでの免税書類作成の仕方

皆さんこんにちは!
仕事を辞め、現在フリーの50代主婦。只今パリに来ております。

仕事や観光でパリに訪れる方が気になるのは、何といっても免税ではないでしょうか?
今回は、海外居住者ならではの特権、免税についてお話します。


免税

免税の条件

  • EU圏外に居住し16歳以上であること。
  • パスポートとレシートの原本を持っていること。
  • 商品購入当日に免税書類を作成すること。
  • 同一店で同日に€175以上の買い物をした場合に12%還付される。(ギャラリーラファイエットのようなデパートは異なる店舗で買っても同一店とみなされる)(ルイ・ヴィトンは合算できない。ルイ・ヴィトン店内で€175以上購入する必要がある)
  • ヨーロッパの滞在が6ヶ月未満であること。
  • 買った商品のEU圏外への持ち出し期限は3ヶ月。



免税手続きの仕方

同一店で€175以上買ったら、そのお店で「デタックス・シル・ヴ・プレ 免税手続きをお願いします」と言って、書類を作ってもらいます。

ギャラリーラファイエットにはインフォメーションにも、その隣にある免税書類作成カウンターにも日本人スタッフがいるのでとても安心です。(仏式0階 ロレックスの裏のほうにあります)

ギャラリーラファイエットでは
  • €175以上買い物をした場合、同日中に免税カウンターにレシートとパスポートを持っていく。
  • 税金還付の方法を選択(現金・クレジットカードに返金・銀行小切手)し、書類をつくってもらう。

帰国するとき、EU圏を出るときにすること

購入から3ヶ月目の月末までにEU圏を出なければいけません。
その際に、空港や駅の税関で免税書類に承認印をもらいます。

  • 未使用品の購入品
  • レシートの原本と免税書類
  • パスポート
上記のものを揃えて税関で承認印を押してもらいます。

※PABLOというバーコードを読み取る自動認証システムが免税カウンターにあるようです。窓口に並ぶ必要がなく便利なのですが、エラーになることも多いようで、そんなときは結局カウンターに並ぶはめに・・


スタンプを押してもらったら、ポストに投函するだけです。


以上、ギャラリーラファイエットでの免税書類の作成の仕方でした。




もちろん、他のお店でも免税書類は作ってくれるし、やり方は一緒です。また、その場で免税してくれる免税店もあります。これだと、帰りの空港で税関を通らなくていいので楽ですよね。

いろいろ見て回るのも面白いと思いかもですね。


それでは皆さま Bon voyage 🗼

2017年10月19日木曜日

パリのアウトレットモール【ラ・ヴァレ・ヴィラージュ】でお安く賢くお買い物!

皆さまこんにちは♪
現在無職の50代主婦。只今パリに来ております。

10月のパリは気温が連日20℃越えという暖かさで(9月は暖房が必要なくらい寒かったそうです)まさにお出かけ日和です。
道を歩く人たちの中にはタンクトップ姿の人も何人もいます。


さて今回はお買い物情報です。

パリ郊外にあるアウトレットモール【ラ・ヴァレ・ヴィラージュ】
モール全体がひとつの村のようになっていて、いくつものブランドショップが立ち並んでいます。見て回るだけでもおもしろいです。今回は【ラ・ヴァレ・ヴィラージュ】をご紹介します。

皆さまのパリ旅行の参考になれば幸いです。



アウトレットモール【ラ・ヴァレ・ヴィラージュ】


☆アクセス 

RERのA線でパリ中心部から1時間弱。 Val d’Europeで下車。(ディズニーランドより1つ手前の駅です)




駅を出ると表面にオシャレな建物が見えます。カフェのようです。
この建物を正面に見て右に行きます。

2~3分ほど歩くとすぐにショッピングセンターの入り口が出てきます。



入り口で荷物検査を受けて中へ。



ここはまだショッピングセンターの中です。
この中をひたすら前に進みます。歩くこと5分くらいでしょうか?
途中、トイレも数ケ所あるので安心です。
道なりにどんどん進んでショッピングセンターを出ます。
そしてついに・・・





【ラ・ヴァレ・ヴィラージュ】の入り口です。ここでも荷物検査を受けました。



1つの村のようになっていて、ブランドショップがずらりと並んでいます。
目的地到着です!


☆お得なお買い物情報


・割引

それぞれのお店が20%~50%ほどの割引をしています。これが年2回のソルドの時期だと更に安くなるようです。

・優待チケット

お店に行く前に情報収集→こちらのサイト




VISAカードを提示して優待クーポンをゲットしました!
10%offクーポンが6枚ついています。
場所は、ヴィラージュ奥のインフォメーションです。

全部の店で使えるとは限らないので、お店の人に確認してみるといいですね。


・免税

1つの店舗で€175以上買えば免税書類を作ってもらえます。
パスポートとクレジットカード(還付をクレジットカードにする場合)が必要です。
書類を作ってくれるので最後にサインをすればOK!



こりらの免税書類は封筒タイプのようです。
中にレシートのような長い書類を入れて渡されました。




これを帰りの空港の税関に持って行ってスタンプをもらい投函するだけ!



☆まとめ



村の中にはトイレも数箇所あり心配ありません。




テイクアウトできるお店もあるので、長時間いても、お昼をはさんで行っても大丈夫です。サンドイッチなどの軽食がおいてあります。

ひったくりなどを心配されて、パリから出ているシャトルバスを利用される方もいます。
私は電車で行ったので、日頃使っているショッピングバッグを持っていきました。買い物したものはそのショッピングバッグに入れ替えて、目立たないようにして帰りました。




割引や優待クーポン、更には免税といろいろなものを組み合わせれば結構な割引になると思います。大切な人へのおみやげや自分へのおみやげ・・・
きっと楽しいお買い物ができると思いますよ。

それでは皆さま Bon voyage !!

2017年10月14日土曜日

なんと!パリのバス停ではスマホ充電ができます!

皆様こんにちは。
現在無職の50代主婦。只今パリに来ております。

10年ぶりにパリに来て驚いたことがあります。
それは、バス停でスマホの充電ができるようになっていたのです!


ということで今回のテーマは『パリのバス停』についてです。



パリのバス停のなんと充実していること!!

パリの街中にはバスやメトロ、RERなどありとあらゆるところに路線が張り巡らされています。どこに行くにも不便さを感じることはないでしょう。

そんないくつかある交通手段の中で、バスは移動手段としても、観光としてもお勧めです。パリの中のバス停はどんなに長くても10分も待てば次のバスが来るし、後何分で到着するか、電光掲示板で表示もされます。それに、メトロと違って地上を走るので、景色を眺めるには最高です。




本日、散歩帰りにバスに乗りました。
  
これは何だ!?


なんと!スマホが充電できるではありませんか!




一度アパートに戻り、USBケーブルを持って近くのバス停に行ってみました。
そして接続!
接続部分がゆるくて不安定ではありましたが、ちゃんと充電できました。
その後バス停を観察していると、確かに充電している人もいます。

これは画期的ですね。


これだったら、USBケーブルをバッグの中に入れておけば観光中も充電切れになる心配はありません。安心して観光できることでしょう。

2017年10月13日金曜日

パリの公衆トイレの使い方 有料トイレ?無料トイレ?

皆さんこんにちは。
現在無職の50代主婦、只今パリにきております。

今日のテーマは『トイレ』




日本では、観光地に行っても、街中を1日中ウロウロしても、トレイの場所に困ることはまずありませんよね。駅やデパート、コンビニや公園・・・いくらでもあります。
しかし、パリではそうはいきません。

以前住んでいたときも、幾度となく限界寸前を経験しました。
私にとって魔のトイレと言っても過言ではありません。
そんなパリのトイレ事情や使い方についてお話します。

パリ観光をされる皆様の参考になれば幸いです。


パリのトイレ

有料?無料?




パリの街中にこういう形をした公衆トイレがあります。
お金を入れたら扉が開く有料のものと、無料で使えるものがあります。

大きな駅にもトイレはありますが、1回€1前後で有料です。入り口に係りの人がいて(たいていマダム)そこでお金を払ってから中のトイレに入ります。
中には金額は決まってなくてチップみたいなシステムもあります。

日本人がよく行く老舗デパートのプランタンは有料(€1)で、ギャラリーラファイエットは無料で使用できます。


公衆トイレの使い方

街中に点在しているトイレは一人用です。一人用だけど大きくて存在感はあります。なので、見つけやすいと思います。パリのトイレは日本みたいに決してきれいではなく、トイレの高さがやけに高いし、便座がないものもあります。




扉左側のボタンの下にランプがついています。
左側の緑で囲っているところが点灯していたら「空いている」サイン。
真ん中の赤で囲っているところが点灯していたら「使用中」のサイン。
右側の水色で囲っているところが点灯していたら「洗浄中」のサイン。

左側のランプがついていたら、上のボタンを押してドアを開けます。

中に入ったら閉めるボタンを押します。





ほとんどのトイレがこんな感じです。






使用後は便器の上にある洗浄ボタンを押します。(すぐには洗浄は始まらず退室後に洗浄します)
それから退室!


退室後、ドアが閉まりそれから洗浄が始まります。
なので、もし次の人が待ってたとしても、空いたからと言ってすぐに入ることはできません。いったんドアが閉まり洗浄が終わるまで待ちます。そのときランプは真ん中が点灯しています。

洗浄が終わると、ランプが左側に変わりますのでここでやっと中に入れます。
ランプの上のボタンを押して入室!


1人の人が使用し、次の人が使えるようになるまで結構待ちます。




パリの雇用促進に貢献

パリの有料トイレは、日本人からは考えられないことですが、これはパリならではの事情があるようです。移民が多いフランスでは雇用促進の一環としてトイレを有料にし、受付窓口を設置することで雇用に繋げているようです。
しかし、自由にトイレを使うことができる日本人にとってはやっぱり「えっ?お金とるの?」と思ってしまいます。そして、不便さを感じるパリのトイレです。

パリを散策されるときはトイレの場所を確認しておくと安心ですね。

それでは皆様 Bon voyage !!

2017年10月12日木曜日

ルイ・ヴィトン財団美術館(FONDATION LOUIS VUITTON)

皆さんこんにちは
仕事を辞め、現在無職の50代主婦。只今パリに来ております。

フランス・パリと言えば、ルーブル美術館やオルセー美術館など、美術館があちらこちらに点在しています。全部を制覇するにはいったいどれくらいかかってしまうのか・・それくらいパリには美術館がたくさんあります。

2014年10月27日にオープンしたパリの観光新名所『ルイ・ヴィトン財団美術館(FONDATION LOUIS VUITTON)』もそのひとつ。
今回初めて訪れたのでご紹介します。


ルイ・ヴィトン財団美術館

(FONDATION LOUIS VUITTON)





現代アートの美術館で建物もガラス張りの不思議な形をしています。
中はガラスの他に木や鉄骨だったりと異なる素材が融合しています。


アクセス




住所:8 Avenue du Mahatma Gandhi, 75116 Paris

最寄り駅はメトロ1番線のLes Sablons レ・サブロン駅
ここから歩いて10~15分です。

シャンゼリゼから有料シャトルバスが出ていますが、町並みを見ながら歩くのもいいですよ。


標識があるので迷うことはないと思います。
美術館に向かう人の流れもあります。


会館時間と入場料

他のサイトの情報と若干違っていたので最新情報をお知らせします。(2017年10月11日現在)


開館時間

月~金 11時~20時
土・日 9時~21時

入場料

大人1人€16




インターネットからチケットを予約している人の列と、窓口でチケットを買う人の列と分かれています。

多いときは人数制限しながら入るので結構待つかもしれません。
11時会館で私が行ったのが11時15分。既に50m位の列ができていました。
(12時30分位に美術館を出たときは既に行列は解消していました。)

荷物検査をしてやっとチケット窓口へ。
国籍も聞かれました。

中に入ったらおみやげ物コーナーがあります。
ここでしか買えないトートバッグやポーチもここで売っています。私もトートバッグが欲しかったのですが売り切れとやらで、買ったのはポーチのみ。残念です!


ギャラリーは全部で11
見ごたえはあります。

きれいな無料トイレもあるので、時間を気にせずゆっくり見れますよ。




凱旋門

帰りに凱旋門に寄って帰ってはいかがでしょう?
メトロで3駅です。


それではみなさま Bon voyage !!

2017年10月8日日曜日

ナヴィゴ・デクーヴェルトの買い方とチャージの仕方

皆さんこんにちは♪
夫とともに早期リタイアし、次の人生をどう生きるか・・・などなど、いろいろ考えている50代女性です。

節約のことはあれこれ気にはなりますが、せっかく時間があるのだからと、夫と二人パリにやってきました。

滞在中、パリのあれこれ情報をお伝えできればと思っています。
皆さんのパリ旅行の参考になれば幸いです。




パリを訪れる観光客にとって、メトロやRER、バスが載り放題になるありがたい定期券、パスがいくつかあります。

パリヴィジット

数日単位で購入したい人におすすめです。
1~3ゾーンと1~5ゾーンで選べます。

モビリス


1日乗車券で1~5までのゾーンを自由に選べます。


ナヴィゴ デクーヴェルト(ICカード)




今回2ヶ月滞在予定の私たちが購入したのがこのnavigo decouverte(ナヴィゴ デクーヴェルト)で、非居住者用のパスになります。
裏と表の2枚を合わせになっており、透明のハードケースがついています。

今回はこのnavigo decouverte(ナヴィゴ デクーヴェルト)についてお話します。


navigo decouverte(ナヴィゴ デクーヴェルト)

1.ゾーン

パリとその近郊は1~5の区域に分けてあります。
パリの中心部がゾーン1でシャルル・ド・ゴール空港やディズニーランド・リゾート・パリはゾーン5になります。

2016年にゾーン別料金が廃止となり、今までの1~2ゾーンの料金で現在の1~5ゾーンのナヴィゴが買えることになります。


2.購入場所

ICカードはメトロやRERの有人切符売り場窓口で購入できます。

私たちは、シャルル・ド・ゴール空港につき、そこにあるRERの有人駅の窓口で購入しました。早速パリまでの移動に使えるのでとてもお得です。

3.料金

1週間チャージ・・€22.80
(窓口でICカードを購入するときに、ICカード代として€5が必要です)

1ヶ月チャージ・・€75.20
(窓口でICカードを購入するときに、ICカード代として別途€5が必要です)
2017年8月1日

ちなみに1年分もあります。

4.チャージの仕方

駅にあるナヴィゴ専用のチャージ機か券売機でチャージできます。

私たちの場合、窓口でチャージまでしてくれました。これは、たまたましてくれただけであって、必ずICチップ購入とチャージを一緒にしてくれるとは限らないようです

5.期限(使用期間)

1週間用は月曜日の0:00~日曜日の23:59まで。
(前の週の金曜日からその週の木曜日までチャージ可能)

1ヶ月用はその月の最初の日から最後の日まで。
(前の月の20日からその月の19日までチャージ可能)



6.まとめ

事前準備物として、縦3cm 横2.5cmの顔写真が必要です。
窓口で渡されたICカードに写真を貼るスペースがあります。
使用する前に貼ったほうがいいのでしょうが、私たちは写真も貼らず、サインもせずにRERに乗りました。
無賃乗車(チケット無しでも乗り込めるフランスはある意味すごい)が目立つフランスでは、時々チケットのチェックが入ります。そんな時顔写真があると、間違いなく自分のものだということが証明できますよね。
でも、今回は写真なしサインなしで特に問題なくパリまで行けました。

パリをあちこち見て回りたい人にとって乗り放題は魅力的です。
自分の旅行スタイルに合わせて1週間タイプや1ヶ月タイプを使い分けるといいと思います。また、チケットが10枚セットになっているカルネもあります。

すてきな旅を・・Bon voyage !!


※追記(10月28日)

月末、来月分のチャージをしました。
機械でチャージする場合、使えるお金はコインだけか、紙幣が使えても20ユーロ札までです。
100ユーロ札を使いたかったので、駅のサービス窓口に行ってチャージしてもらいました。
何の問題もなくチャージしてくれましたよ。