2018年10月28日日曜日

後編|メニエール病のめまい発作期|飛行機用の気圧コントロール耳栓でめまい予防!

皆さん、こんにちは。

前回の記事【前編|メニエール病のめまい発作】で私のめまい発作の状況をお伝えしましたが、今回はそのめまいをどうにか予防しようと愛用していたグッズ『耳栓』についてお話しようと思います。


めまい発作期の症状

  • 耳閉感:常に耳の詰まりを感じていて、めまい発作の後はすーっと詰まりがとれます。そしてまた段々と詰まってきます。
  • 自分の声が反響する:エコーがかかったように自分の声が響いて聞こえるので、違和感バリバリです。
  • 周りの音が脳に響く:周りの音を敏感に感じるようになって、それで気分が悪くなります。例えば、フライパンで炒め物をするときの音、車が横をぶーんと通り過ぎる音、掃除機の音、テレビの音・・・

私はこの周りの音が脳に響くことでよくめまい発作を起こしていました。



めまい予防グッズ『気圧コントロール耳栓』


飛行機の気圧変動が辛いという知人から教えてもらった飛行機用の『耳栓』です。



気圧変動対応ハイテク耳栓『イヤープレーン』
~音声はそのまま聞こえ、耳障りな騒音はカット!~

という風に説明してあります。



この知人は気圧変動に敏感で、何もしないで飛行機に乗ると耳の奥が痛くなり頭痛もひどいそうです。耳栓をするようになってそれが解消されたらしく、気圧変動に敏感なメニエール病にもいいのではないかと勧めてくれました。

知人が教えてくれたものとは違いますが、空港で探して購入してみました。

最初、ブルーのちょっと大き目のものを購入したのですが、大きすぎたようで、はめていてポロポロ落ちるし、耳からピンと飛び出しているのでちょっと恥ずかしいです。なのでピンクのSサイズ(女性・お子様など耳穴の小さい方用)をインターネットで購入しました。こちらのほうがいいようです。

使ってみた感想

  • シリコン素材で柔らかくずっとはめていても耳が痛くなりません。
  • 人の声はちゃんと聞こえて、嫌の音だけを遮ってくれます。
  • 耳が詰まり始めたころに耳栓をはめると詰まっているのが感じにくくなります。


もともとは飛行機の気圧変動用耳栓なので、飛行機の往復に使用したら効果がなくなるそうです。なので、飛行機で使用する場合はその都度新しいものがいいようですが、私の場合は騒音カットで使用していたので、ずっと同じものを使っていました。


一番辛かった、フライパンで炒めるときのジャーっという音。
耳栓をはめていると、この音にもどうにか絶えられるようになりました。
車に乗るときや外出、特に音楽がかかっているスーパーに行くときは必ずはめていました。
調子が悪かった時は、耳栓をはめている時間のほうが長かった時もあります。
今は、耳栓をはめなくても料理ができるようになりました。




同じような症状でお困りの方、一度試してみてはいかがでしょうか?

お値段は1ヶ約1,000円です。インターネットで買ったほうがちょっと安かったです。


2018年10月26日金曜日

前編|メニエール病のめまい発作!!

皆さんこんにちは。

私がメニエール病のような症状が出てから早10か月になります。
最初は突然の耳の詰まりで始まり内服で治療していましたが、症状がよくならないまま今度はめまいへと変わっていきました。
とうとうメニエール病と診断名がついてしまいました。

耳の詰まりもきつかったけどめまいはもっときついです。
通院しながら点滴治療、それでも改善しないので入院して点滴治療。
現在は症状もだいぶ治まり、自宅で内服しながらめまいのコントロール中です。

ということで、今回はメニエール病のめまい発作の状況(前編)と、めまい発作対策グッズ『耳栓』(後編)についてお話しようと思います。


前編:メニエール病!回転性のめまい発作!!


めまい発作


耳の詰まりの症状がでてから8か月目。
時々軽いめまいは感じていましたが、すぐに良くなっていたのでさほど気にはしていませんでしたが、ある日突然、本当に突然立っていられないようなめまいが襲ってきました。
天井がグルグルまわり、目も開けられず体も動かせず・・・

車で病院まで連れて行ってもらいましたが、車の揺れもしんどかったーー!!
車椅子で耳鼻科外来まで行き、即めまいを止めるための点滴をしてくれました。目にゴーグルのようなものを当てて眼振をみる検査をしようとしましたが、なにせ目が開けられない状態なのでDrも断念。めまいが少し落ち着いて目が明けられるようになって再度検査したところ、やはり眼振あり!


点滴が効き始めたのが30分くらいしてからでしょうか。
あの地獄のようなめまいがだんだんととれてきて、寝返りも打てるようになってきました。完全にめまいが取れたのは1時間くらいしてからだったと思います。
すこし頭はぼーっとしていますが、普通に歩いてトイレにも行けるようになりました。

約2時間の点滴が終わり、定時薬やめまい時の薬をもらい普通に自宅に帰ったのですが・・・

翌日からもめまい発作が起こるようになりました!
いきなり耳がツーンと詰まったかと思うと、とたんにめまいが起こります。それも、最初のめまいと同じ、天井がグルグルまわる回転性のめまいです。
めまいになったらその場に横になり治まるのを待つしかありません。めまい止めの頓服をもらってはいたのですが、のんでもひどいのが治まるまで1時間ほどかかりますし、立って歩けるようになるまでには3~4時間かかります。薬がそばにあるならまだいいのですが、めまいで動けず、薬までたどり着けない時もあります。なので、トイレに行くときもお風呂に入るときも常にめまい止めを持ち歩くようになりました。

回転性のめまいが1週間ほど続いたので、しばらく外来で約1週間の点滴治療を勧められました。
点滴をするとだいぶ頭がすっきりしてきて体も楽になってきました。
しかし、めまいは完全にはとれません。


毎日点滴をするものだから両腕点滴あとの青あざだらけです。
とうとうDrから入院を勧められました。




仕事を中断し、入院することに・・・


入院中は約10日間点滴です。最初の頃はめまい止めやステロイド入りの点滴をし、徐々に何も入っていない電解質やブドウ糖のみの点滴に変わっていきました。
点滴しているから大丈夫かと思いきや、それでもめまいが起こることがたまにありました。しかし、当初家で起きていたような、回転性のめまいではありません。ふらふらしながらも歩けるくらいの発作です。

最初予定していた入院期間は1週間から10日間だったのですが、めまいがなかなか取れなかったので、結局私の場合は約2週間入院することになりました。
油断はできない状況ですが、どうにかあのひどい状況だけは脱したかなといった感じです。




内服薬


入院中に飲んでいた薬
  • 利尿効果や血のめぐりをよくする漢方薬
  • 利尿剤
  • めまい止め
  • ステロイド
  • 眠剤(安定剤)
退院後は漢方薬とめまい止めの薬、2種類をのんでいます。
頓服で眠剤とめまい発作時の薬を時々のんでいます。


聴力低下


メニエール病の特徴は『耳鳴り・耳閉感・難聴』と言われています。
私は見事に100点満点!全部きました!

めまい発作の時はぶ~んぶ~んと虫の羽音のような耳鳴りがするし、もともと自閉感はあったのに、発作の前はそれがひどくなります。
耳閉感があるとどうしても聞き取りづらくなり、実際聴力検査の結果も悪いです。

今は耳閉感もだいぶよくなってきて、聴力も少しずつ回復してきている状況です。
普通に会話するのに不自由はありません。

しかし、聴力はめまいを繰り返すうちに段々と悪くなっていくらしいので、まだまだ要注意です。



まとめ


メニエール病はストレスとか性格とかが起因しているとよく言われますが、もともと耳の形がリンパ液が溜まりやすい形をしているのがそもそもの原因のようです。家系ということですよね。
受診の時にDrに「どうしてこうなっちゃったんですかぁ~」と聞いたら「形がそうなってるからとしか答えられないんですよぉ~」と。

形がそうなっているうえにストレスや暑さ、年齢的なものが重なって、今回のようなひどいめまい発作を引き起こしたのかな・・・などと自己分析したところです。

今は『軽いめまいが2週間に1度くらい』あるのと、『耳の詰まりをちょっと感じる時がある』くらいです。

発作の前兆もわかるようになりました。
メニエール病の発作は突然くると言われていますが、私の場合は首こりや肩こりに始まり、次に耳が詰まり始めます。そうなったら危険なサインなので、めまいが起きてなくても頓服のアタPをのむようにしています。

最初のめまいから3ヵ月。
やっと落ち着いてきました。


次回はめまいがひどかった時に使っていた『めまい予防グッズ・耳栓』についてお話します。こちら→【飛行機用の気圧コントロール耳栓でめまい予防】

メニエール病の初期症状をまとまた記事はこちら→メニエール病だと思うんだけど!?